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4月になると新大学一年生が誕生します。厳しい受験戦争を勝ち抜き、見事に意中の大学に合格することが出来たみなさんを心から祝福します!楽しく充実した大学生活に期待で胸を膨らませていることでしょう。そんな大学生活の一要素として、初めてアルバイトを始めようとする学生もいるのではないでしょうか。調査によると、大学生のうち約7割がアルバイトに就労しているとのこと。近年の経済不況にともない、学費・生活費を自らの手で稼がなければならない学生が増加しているのでしょうか。一方でそんな状況に付け込んで、大学生を酷使する「ブラックバイト」の存在も指摘されています。今回はアルバイトと大学の両立について考えてみたいと思います。

大学の授業にも慣れ始め少しずつダレてくると、こんなことを言う人が出てきます。生活費や遊ぶお金を稼ぐために、授業をサボってバイトに行く。気持ちが分からない訳ではありません。正直、授業を退屈に感じることもあるでしょう。しかし、よく考えてみてください。本来勉学に励むために大学に入ったはずです。それをサボっては本末転倒ではないでしょうか。サボってないで絶対授業に出席しなさい!……と、先生のように説教するつもりはありませんが、ここでこんな単語を紹介します。「機会費用」という言葉です。この言葉は経済学で用いられる概念で「ある行動を選択することで失われる他の行動からの利益」という意味です。例えば、定食屋で「うどん」または「そば」の選択を迫られるとします。もしあなたが「うどん」を選んだ場合、「そば」を食べることは出来ません。言い換えると、あなたは「そば」を食べることで得られたであろう利益を失ってしまったのです。これが機会費用の簡単な説明です。ここで話を戻しましょう。あなたは「授業」と「アルバイト」の選択をしなければなりません。もし、「アルバイト」を選んだ場合、「授業」に出席することで得られたはずの利益を失ってしまいます。例えば、もし英語の授業に出席すれば、英語がペラペラになって将来海外旅行に行ったとき役立つかもしれません。経済学の授業に出席していれば、経済学の知識…そう、機会費用という単語だって学べるかもしれません!

そんなこんなでアルバイトと大学を天秤にかけてみたわけですが、もちろん最後に決めるのはあなたです。勉強だけが大学生活ではありません。バイトでしか味わうことの出来ない経験も存在するでしょう。バイト仲間が一生の友人になることだってあるかもしれません。ただ、どちらを選ぶにしてもしっかりと熟考したうえで悔いの無いよう選択することが大切です。